とりぶみ
実験小説の書評&実践
1997/8/13   (2007/08/16)
 昨日今日何があったのかわからないような夏休みを送っている人間がのうのうと生き続けていて、君のような真面目で勤勉な男がその歳で逝ってしまう…。
 世の中というのは不公平に満たされていて、僕は悔しくてしようがなく、日々怠惰な生活を送る自分に罪悪感・嫌悪感すら抱いてしまう。君が死んだのは未だに信じられなく、それは一生続くだろう。信じられない。
 いつかみんなで飲みたい。
 君の試合を見に行きたい。
 同窓会で思い出話に花咲かせたい。

 君にあげた線香は、すぐに消して下さい。
 今度はあまり無理をしないようにな…。

 君が倒れた翌日、1997年8月14日にて。


P.S. 年賀状を楽しみに待っている。






 流れ作業、まるで機械仕掛けの焼香。
 心こもらない、虚実の通夜。
 人の死をも金に換える商魂、意味無き返礼品。
 涙を絞り出すために働くラジカセ、まるでショー。
 葬儀屋、まさに冥府への案内人。
 悲哀の仮面の下は笑い狂う鬼の面。

 俺の友達はお前達の商売道具なのか…?

──8月17日の葬儀の印象。





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