とりぶみ
実験小説の書評&実践
͏̧怪҉̀文͢書̡̕͢͡҉   (2017/05/26)
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マグロ漁師の憂鬱   (2017/05/14)
 2週間ほど前、元同僚と街でばったり遭った。5分後には乾杯していた。
 彼は2年ほど前に転職し、配属先が決まった瞬間から「やめたい」を呼吸しながら、それでも仕事を続けていた。
 彼の興味深い話を忘れてしまうともったいないので、備忘としてその内容を簡便に記録しておく。
 謂れのない批判コメントが来ると億劫なので「これは小説です。僕の妄想です」ということにしておく。

(なお、タイトルは「マグロ漁師」ですがこれは比喩であり、実際には飛び込み自殺が頻発する駅の駅員です。)
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基礎ビートルズ講座   (2017/04/29)
 今月、更新してないな。
 『99人の最終電車』がらみで『街 ~運命の交差点~』を書評しようと思ったけど、内容をほぼ失念したので書く気が起きないな。
 というわけで、2002年に書いたビートルズ講座を転載しておきます。もう15年前か。あのころまだ6歳だったんだな。
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ブログ「実験小説あれこれ」   (2016/10/13)
 現在11月13日です。
 前回(10月26日)の記事、実験小説・前衛文学の愛好家、必読!『実験する小説たち(仮): 物語るとは別の仕方で』を、発売日までブログのトップに置いておきたいので、日付を1カ月前に操作して更新します。
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The Late Great Johnny L.   (2015/12/15)
 ボブ・ディランは一緒にマリファナを吸った。

 キース・ムーンは一緒に酒を呑んだ。

 エルヴィス・プレスリーはグレイスランドでコケにされた。

 フランク・ザッパはギターで参加した。

 ダリが落書きの個展にわざわざ出向いた。

 フィル・スペクターがレコーディングに招聘された。

 桑田佳祐は『勝手にシンドバッド』を褒められた。

 ハリー・ニルソンの『ユー・キャント・ドゥー・ザット』は1日ぶっ続けで聴かれた。

 加山雄三は背後から眼を覆われた。

 スチュアート・サトクリフは頭部に蹴りを食らった。

 身体障害者は馬鹿にされた。

 ブライアン・ジョーンズはスピーカー付きのロールスロイスで「ブライアン、おまえを逮捕する」と言われ慌てふためいた。

 ノーマン‘ハリケーン’スミスが歌手としてデビューをし、全米ナンバーワンヒットを獲得したとき、一番最初に祝電が届けられた。

 キリスト教徒が弾劾した。

 メガネはアイドル時代、公の場では掛けてもらえなかった。

 気に入られていなかった声は、あらゆる手段によってその声質を変えられた。

 MBE勲章は返還された。

 バルセロナがカーニバル・オブ・ライトというイベントに提供したアヴァンギャルドな楽曲の中で連呼された。

 ラジオから流れる『リア王』の朗読劇が取り入れられた。

 「おがくずの匂いがするような音」にしようと思ったが結局遊園地のメリーゴーランドのような音になった。

 ハシゴが踏まれ、YESの文字が虫眼鏡で覗かれた。

 ヌード写真を使用したアルバムジャケットは茶色い紙に包まれて店頭に並んだ。

 邪推をした報道陣が新婚夫婦のベッドインに殺到した。

 各国の首脳はドングリを送られた。

 FBIが監視した。

 バミューダ諸島で嵐が遭遇した。

 マーク・チャップマンが拳銃から5発の銃弾を発射した。

 命日(12月8日)に更新できなくてAisumasen (I'm Sorry)


【雑記】タバコの百害   (2015/09/21)

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おばあちゃんのためのサッカー入門   (2014/08/01)
 サッカーは大変ポピュラーなスポーツである。競技人口が世界で2番めに多いスポーツであり、地上のさまざまな場所で親しまれている。
 サッカーは2チームによる対抗戦。1チームの人数は通常11人である。
「子どもは何人欲しい?」「サッカーチームが作れるくらい」という場合は、子どもを11人作りたいという意味。 ただし、大きな大会になると23人が出場する。
 サッカーの公式試合はピッチと呼ばれる芝生の上で行なわれる。 ピッチは白線によって長方形で仕切られ、その中に入れるのは1チーム11人までである。 12人目の選手はベンチを尻で温めたり、スタンドで跳び跳ねたり叫んだりして暇をつぶす。12人目の選手には善と悪があり、善は「サポーター」と呼ばれ、応援をしたりブブゼラを鳴らしたりゴミを拾ったりセックスしたりする。 悪は「フーリガン」と呼ばれ、破壊活動を行なったり爆竹を鳴らしたり脱法ハーブをやったりセックスしたりする。大きな大会が催された直後は渋谷交差点が打ち上げ会場となり、ユニフォームを着た12人目の選手たちが数百人単位で熱狂的なレイヴを繰り広げる。 日本3大DJ(DJホンダ・DJポリス・童女)のうちの1人、DJポリス氏がダンスフロアを熱く盛り上げる。
 選手たちはそれぞれ自力でグラウンドに集合し、試合開始の合図であるホイッスルを主審が鳴らすまでぼんやり待つ。大きなスタジアムでは迷子になる可能性があるため、土地勘のある子どもたちに手をつないでもらい、グラウンドまで連れて行ってもらう。
 試合開始時刻が迫ると主審がディーラーとなってコイントスによる賭場が開かれる。コインの裏表を当てた選手が最初にボールという器具(後述)を蹴る権利を獲得する。 主審が笛を吹くと試合開始。ボールを蹴ってもいいし、その辺を走り回ってはしゃいでも良い。
 試合中は嗜好品などを自由に摂取できなくなる。おしっこをしたくなった場合は他の選手と交代するか、ハーフタイムという休憩時間まで我慢しなければならない。早退したくなった場合は先生に申請して保健室で体温を計り、37℃以上なら帰宅できる。(ただし45分程度トイレを我慢できない人は教室でおもらしをする小学生であり、成人男性であれば泌尿器科での診察をおすすめする。 どうしても我慢できない場合は、エッチなことを考えておちんちんの先っちょにつながる管を尿道から輸精管にシフトする裏技がある。)試合中はなるべくサッカーに関係のない行動は慎まねばならないが、これは公式戦のルールであり、非公式戦においてはこの限りではない。 また、12人目の選手にはルールは課せられない。発煙筒を焚いたり放火したりポケモンのレベルを上げたり途中で飽きて帰宅しても構わない。
 公式戦は前半45分と後半45分に分かれ、その間にハーフタイムがある。 ハーフタイム中は給料が発生しないものの、作戦会議・水分補給・シャワー・瞑想・喫煙・麻雀・サークルモッシュ・史跡観光・宛名書きの内職などをして自由に過ごすことができる。
 試合終了後、互いの健闘を讃え合ってユニフォーム交換が行なわれる。 卒業式の第2ボタン乗りなので人気選手をめぐってチームメートと殴り合いになることもしょっちゅう。 予約や握手券などは必要ないため稀に徹夜組が現れることもある。

 身体のうち、サッカーにおいて最も使用頻度の高い部位は足である。主として走ることに用いられる。ボールを蹴る手段で使われることもある。
 足の次によく使われるのは手である。スローイン、パンチング、手刀ディフェンス、神の右手などの技がある。
 手の次に使われるのは頭である。ヘディング、ダイビングヘッド、ダイビングヘッドバッド、顔面ブロックなどの技に使用されるほか、何かを考える際にも使われる。
 12人目の選手が一番使うのは喉である。12人目の選手は1人とは限らず、2人いたり、10人いたり、時に数万人の規模となることもある。 ピンク・フロイドのアルバム『おせっかい』の収録曲を合唱する習性がある。
 「ボール」はサッカーに彩りを添える球状の器具。アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する兵器と外貌が似ていることからこの名がある。 公式戦で使用されるボールはサイズや素材が定められているが、非公式戦においてはバレーボールや球形のゴミを用いることもある。 サッカー(エアサッカーを除く)でほぼ 必ず用いられる器具はボールだけであるが、気取った試合では以下の器具も使用される。主に主審が独占的に所有する。──ゴール ・イエローカード ・レッドカード ・コイン ・ホイッスル ・メモ帳 ・喪章 ・旗
 ボールは足や膝で蹴るか、頭で突くか、胸を貸す。ただし通常のプレー中に手で持つのは「ハンド」という反則行為。 しかし古来、手の使用は禁じられていなかった。ルールが改定されたのはある少年がボールを抱えて独走した事件以後。 そしてそれはラグビーとなった。 (サッカーの子どもはラグビーの他に、アメフト・セパタクロー・フットサル・アクションサッカー・サブティオ・フリースタイルフットボール(リフティング)・蹴鞠・ハンドボール・水球・キックターゲット・ウイニングイレブン・10円玉サッカーなどがある。)
 この「ボール」を、一人の選手が連続して蹴ることを「ドリブル」、 他の選手に譲渡することを「パス」、 ゴールに向けて蹴り込むことを「シュート」と呼び、 よってたかって一人の選手を連続して蹴ることを「リンチ」と呼ぶ。
 ボールが敵軍のゴールに入ると自軍に1得点、自軍のゴールに入ると敵軍の1得点。前後半通じてより多くの点を取ったチームの勝ちとなる。 ゴールに入れる際はシュートして入れるのが普通だが、風に吹かれたり鳥がつついたり地震で転がって入った場合も点数になる。 なお、プロ同士による公式戦での最大点差は149対0である(2002年マダガスカル) 。
 どちらかのチームに点数が入った場合、全ての選手は一旦互いの陣地に戻らねばならない。そうしてボールを中央に設置し直す。点を取られたチームがボールに触って試合再開。 もしいつまでも試合を再開しようとしなければ主審が叱りつける。
 主審は気に食わない選手や反則行為に対してレッドカード(帰れ)かイエローカード(次やったら許さねえ)を示すことが出来る。 イエローカードは累積2枚でレッドカードに、レッドカードは累積2枚で白いお皿と交換できる。主要な反則行為は以下の通り。 暴力行為 ・暴言(放送禁止用語やセクハラ発言を含む)・審判に対する敵対的な態度 ・ストリーキング ・薬物摂取 ・万引き ・大麻の栽培 ・朝顔の観察日記。
 また、試合は以下の事象によってしばしば中断される。──ピッチの外にボールが出る・ファウル・犬やストリーカーの乱入・地震・落雷・積雪・豪雨・火災・暴風・暑い・寒い・ピッチの下から遺跡が出土・コンサート会場設営・主審が野暮用を思い出して帰宅。
 ピッチの外にボールが出た場合、最後にボールを触った選手のせいとなり、チームが連帯責任を負う。 ボールがタッチラインを割った場合は悪くないチームの誰かがスローインをして試合を再開し、しかるべきのち割れた場所を修復する。ボールがゴールラインを越えた場合(以下「暴飲」と略す)は、自陣と敵陣で対応が少し異なる。 自陣で敵軍選手が暴飲した場合、自軍のGKがゴールキックを行なって試合再開。 自陣で自軍選手が暴飲した場合、敵軍の誰かがコーナーキックを行なって試合再開。
 ファウルと呼ばれる反則行為が発生した場合、試合は主審の笛により一時中断される。悲しい思いをした方のチームがフリーキックをして試合再開。 ファウルがひどく悪質な場合は、イエローカード・レッドカード・職務質問・書類送検・収監・その場で射殺などの措置が講じられる。
 自陣ペナルティーエリア内で自軍選手がファウルをした場合、相手側にペナルティーキック(PK)が与えられる。 蹴る人1名とGK1名のタイマン勝負だが、蹴る人が断然有利なので、シュートを外すとがっかりされる。一方、GKがシュートを防いだ場合はみんなからほめられる。
 試合は雨天決行だが、あまりにも雨量が多いと雨宿りのために中断する。雨の勢いが衰えない場合はそのまま没収試合となる。 雪は腰の高さまで積もらなければ続行。 熱中症が心配される日は両軍とも90分間室内で待機し、最後にジャンケンかコイントスで勝敗を決する。
 サッカーは野球などに比べて単純明快なルールである。球を蹴って相手のゴールに入れればいい。 ただ、ひとつだけやたら難しいルールがある。「オフサイド」である。この神秘のルールについてしっかり把握していない者は「にわか」と呼ばれ蔑まれる。(「にわか」とはW杯の季節などに自然発生する害虫のことで、農作物を食い荒らしたり土壌を汚染したりする)
 なぜオフサイドという制度が存在するのか。それは試合を面白くするためである。
 たとえば、チームAの選手が3人、チームBのゴール前に固まって鼻をほじっているとする。他のみんなはボール周辺で頑張ってる。あ、チームAのDFがボール取った。ロングパス。GK1人対3人。ゴール!
 この戦術がまかりとおったら面白くないのでオフサイドというルールが定められている。その仕組みだが──ところで、なぜこのサッカー入門を執筆しているか、その理由をまだ話していませんでしたな。実はこの「サッカー入門」は、私の祖母のために書いている。
「晩霜。わーるドかッぷっての盛り上がってっけど、どうゆうこったらばあちゃにわかりやすく教えてくんね?」
 そう、わーるドかッぷ。4年に1度、サッカーの祭典「W杯」が開催される(「W杯」は難読語だが「ワールドカップ」と読む)。W杯は国の威信を賭けた代理戦争であり、自殺点などしでかそうものなら自国に帰ったあと戦犯として処刑される。また、オリンピック以上の集客が望めるため、各国の誘致合戦も権謀術数が渦巻く政治闘争である。
 W杯の開催の前に、まず、大陸ごとに予選が行われる。地域によって出場枠が定められており、成績上位の国が本選に進む。 本選出場32チームはくじ引きによって8つのグループに分けられる。各グループは総当たりのリーグ戦を行ない、上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
 2014年現在ブラジルで行なわれている大会はW杯本選のリーグ戦であり、日本も出場している。がんばれ日本! 強豪がひしめくグループは「死の組」と呼ばれる。班分けで日本はグループCに。ここは死の組ではないので決勝トーナメント進出が期待されています。 いました。

 ここまでで、サッカーについて基本的なことを網羅的に書いてきた。なるべくわかりやすく書いたつもりである。ただ、もっともっとわかりやすく書く必要があるかも知れない。その試みとして、サッカーを、祖母の好きな相撲と比較してみせよう。
 サッカーと相撲の違い。「土俵の大きさ」「力士の人数」「靴の有無」「まわしの形状」「塩をまかない」「制限時間」「サッカーは土俵の外に出ても負けじゃない」「サッカーは足の裏以外が土俵に着いても良い」
 サッカーと相撲の共通点。「行司がいる」「遠藤がいる」。
 相撲には1種類のポジションしかないが、サッカーには11種類のポジションがある。
① GK(ゴール・キーパー)
② MF(ミッド・フィルダー)
③ DF(ディ・フェンダー)
④ FW(フロント・ウイング)
⑤ 司令塔
⑥ ボランチ
⑦ リベロ
⑧ スイーパー
⑨ ストライカー
⑩ キャッチャー
⑪ など
 GKだけは、サッカーの神様(*)の許しにより、いつでも手を使うことが出来る。 チラベルトのように腕力で以て相手ゴールをおびやかす選手もいるが、大抵は敵のシュートを捕るためにゴール前に突っ立っていることが多い。 (*ペレ)
 MFは中盤を固める選手。攻めて良し、守って良し、何もしなくても良し。
 DFは守備。敵の攻撃を防いだり弾き返したり食らったり、前線の選手をケアルで回復したりする。
 FWは最も華のあるポジションであり、野球でいえばピッチャー、バンドでいえばヴォーカル。足の速い選手が努める。 主に攻撃的な役割を担う。シュートをしたり、頭突きをしたり、カズダンスを踊ったり、「バモラー!」と叫んだり、フランスに忘れ物(魂)をしたりする。
 守備側の技には、タックル・スライディング・ブロック・ガード・マーク・カット・壁(人間の盾)・チャージ・オーバーラップ・カウンター・コークスクリュー・ムカチャッカファイヤー・ペンタゴン・インターセプトがある。
 攻撃側の技には、ボレーシュート・ダイビングシュート・オーバーヘッドキック・バイシクルシュート・スコーピオンシュート・トーキック・スルーパス・クロス・ワンツー・ロブ・クライフターン・フェンダーローズ・ベルボトムがある。
 12番目の選手の技には、応援・「ガンガンいこうぜ」・「みんながんばれ」・「めいれいさせろ」・「じゅもんをつかうな」・鳴り物・大漁旗・焚き火・ケンカ・ピッチ乱入・ゴミ拾いがある。
 サッカー初心者に向けて話すべきことも少なくなってきた。これ以上になると「4-3-3」だの「ダブルボランチ」だの「オフサイドトラップ」だの、戦術的な話題になるので割愛しよう。私としては現代サッカーのストラテジーについて大いに語りたいところだが、これは祖母のためのサッカー入門であるから、仕方がない。

 最後に。あなたがよりサッカーを好きになるよう、贔屓の選手を見つけて応援することをお勧めする。自分だけのあの人を探しても良いし、「地元が一緒だから」という漠然とした理由でプロ選手の追っかけをしても良い。世界的スター選手に対して執拗なストーキング行為を繰り返しても良いだろう。
 相撲界に横綱が君臨するように、プロのサッカー選手の中には「スター」と呼ばれる稀有な存在がいる。彼らは生ける伝説であり、目で見るギリシャ神話である。100億円の移籍金をもらったり、10億円の豪邸を建てたり、1億円のCM出演料を要求したり、1000万円の飲み代を支払ったり、100万円でカツラを新調したり、10万円分の宝くじを買ったり、1万円札でケツを拭いたり、1000円分のうまい棒を1日で平らげたり、100円玉でお賽銭を投げたり、50円を福祉施設に寄付したり、10円玉で10円玉サッカーをしたりする。
 その中でも特に有名なスター選手を3人ご紹介しよう。
【知っておきたいスター選手①】ペレ。サッカーの神様。得意技はバイシクルシュート(自転車に乗りながらボールを蹴る)・神の右手(ハンド)・くいあらためよ(混乱攻撃)。チェーンソーでバラバラになる。ED。
【知っておきたいスター選手②】ベッカム。愛称「ベッカム様」。当時は「レオ様(ディカプリオ)」「ヨン様(ペ)」「将軍様(キム)」と並ぶ様四天王の一人だった。得意技はヘアスタイルチェンジ。特にソフトモヒカンは一世を風靡した。 スパイスガールズと結婚。
【知っておきたいスター選手③】バ(Ba)。登録名が最も短い選手。ヤンチャな風貌でサッカー界のデニス・ロッドマンと呼ばれた。アフリカ出身だが、フランス代表となりジダンの後釜を努めた。
サッカー選手は星の数ほどいるが、ペレとベッカムとバさえ知っていればだいたい大丈夫。 あと、コロンビアのGKであるイギータも抑えておきたいところ。これにて、本サッカー講座は終了です。

 Q「本日はありがとうございました。大変わかりやすかったです。大塚さん、熱心なサッカーファンなんですね。どこのチームのサポーターですか?また、推しメンは誰ですか?」
 A「今さらですが、サッカーに興味ありません」
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創作談話<2007年下半期>   (2007/12/27)
 いつも『週刊とりぶみ』をご覧いただきありがとうございます。いつもじゃねーか。たまにか。そうか。そう? ふざけんな!
 というわけで、いつもの方もたまにの方もこんにちは。当ブログの更新を頑張っている大塚晩霜のうちの一人です。今回は趣向を変えていっちょ創作談話でもやらかそうと思います。
 2007年7月12日のスタート以来、週1で文芸作品を公開してきました。その数、現在までに25作品。色々な作品がありました。駄作・失敗作・駄ボラ・ゴミクズ…。実に様々な作品がありました(涙)。その創作過程や制作秘話、文章技法や作品の意図などを、ここらでドドンと語ろうと思います。それじゃースタート。




ブログの説明 (07/12)

 「このブログは創作系ブログですよ。日記や情報系ブログではないんですよ」っていう、宣言というかお断りというか、そういう説明書きが最初は必要だろうと思って書いたもので、いわば本ブログの序文。「こんな人に不すすめ!」の行動列挙は、天久聖一/タナカカツキ『バカドリル』の影響が顕著。




 (07/19)

 やれやれ、実質的な第一作がこれでは先が思いやられる…。
 題名ありきの作品。「カッコ閉じるの記号だけっていうのは、相当に刺激的なんじゃないかい」と無茶なことを思い付き、挙げ句の果てに実行してしまいました。
 しかし題名の『)』に見合うプロットはなかなか考えつかなかった。そこで、未完成作品の山から『遭難救助(仮)』という小品を掘り出して来ました。この『遭難救助(仮)』は死体を主語にしてどこまでもゴリ押ししていくというコンセプトの元に起稿されましたが、イマイチうまくいかず放置されていた作。
 『遭難救助(仮)』自体めちゃくちゃなメタフィクションだったので、題名を『)』に定めてからもやりたい放題。葬式の場面に力を入れる(黒澤明『生きる』を目指した)という当初の予定もおざなりに、カッコ閉じるをめぐる立派な駄作となりました。




寄せ書き (07/26)

 『)』を書き上げたあと、何を書こうか思案していたら、突然着想して見る見るうちに出来上がった作品。あまりにすんなりと書けたため、どういう精神状態でこういう物語を思い付いたのかは今となっては思い出せない。(難産であればあるほど執筆にまつわる思い出も多くなりますが…)
 自分が書いた物としては、かなり上出来の部類に入る作だと思います。おすすめ。




公開処刑 (08/02)

 私のパソコンの中には、アイディアの断片や書き途中の作品がそれほど腐るほどストックしてあるのですが、これもそのうちの一つ。刑執行の直前まで書いたところで長らく(一年くらい)放置されていました。今回『とりぶみ』用の新作を仕上げなければいけないということで、急遽ストックから引っぱり出し、刑執行やリプレイの模様を書き加えて完成させました。〆切があるっていいですね。怠慢な私でも義務感に迫られて、否応なく動かされます。(と言うかむしろ、未完成作品を完成させるためにこのブログを立ち上げたのでした)
 「死刑を一般公開制にする」という過激な案は、それこそ何十年も前からたくさんの人が(冗談にせよ本気にせよ)提唱しているもので、決して斬新ではありません。斬新ではありませんが、具体的に書けているという点で他より抜きん出ていると思います。私はこの作品の出来映えに非常に満足しています。
 人の死をも食い物にするマスコミへの痛烈な諷刺。1986年、アイドルの岡田有希子が飛び降り自殺した際に、非人道的な取材を敢行したある芸能リポーターに捧ぐ。




不良。雨の日。捨て犬。 (08/09)

 『寄せ書き』同様ある日いきなり思い付いた作品。が、たいして面白くはない。面白くないということは読む価値がないということ。
 思い付いた部分だけでは短すぎて鑑賞に耐えなかったので紋切り型の問答を冒頭に配しました。




One More Day (08/16)

 トッド・ラングレン作詞作曲の同名ポップソング(無為の日々を過ごす人々について歌った曲で、反復的に繰り返される同じフレーズが退屈な毎日をよく表している)に触発されて書いた作品。同一文の繰り返しによって、読むのが億劫になるような倦怠感を目指しました。兵士と同じ気持ちを読者に味わわせようと思ったのです。実際読むのが苦痛なので目論見通りとも言えますが、完全に駄作です。トッドの曲は同じフレーズを繰り返していながらも決してダレていない、うまいとしか言いようのない佳曲だけど、この小説はただ単にダレただけで粗雑。私は自作小説を読み返すのが好きですが、本作はろくに読み返してもいません。
 元々はかなり長くなるはずだった作品で、長らく温めておいた(『遭難救助(仮)』『公開処刑』『言葉狩り』と兄弟)のですが、終戦記念日前後に発表しようと慌ただしく完成させました。細部の書き込みが行き届いていないのはそのためで、性急な結末部分は特に不本意な出来です。さっきは〆切の存在を誉めたが、場合によっては考え物。




1997/8/13 (08/16)

 ちょうど10年前、小さなノートの切れ端に感情むき出しで書いた実話。何かの因果だと思い、記念に公開。




先生にほめられる良い読書感想文の書き方(以下略) (08/23)

 力作であります。完全なる新作・過去作・未完成作のパッチワークです。「サボリ屋の学生が実際に引っかかってくれたらいいな」という悪意に満ちた意図から、夏休みのうちに頑張って書き上げました(題名がやたら長いのは検索エンジンを考慮して。手の込んだイタズラです)。
 冒頭はまたもや、天久聖一/タナカカツキ『バカドリル』からの影響が感じられます(私ゃあの本がホント好きだよ)。
 各レベル別の対策は完全なる新作です。頑張った。
 読書感想文のサンプルは、「小学生(低)用」が新作、「小学生(高)用」「高校生用」が過去作、「中学生用」が宙ぶらりんのまま放置されていたアイディアをカタチにした物です。
 脱稿後、試しに「読書感想文 サンプル」で検索したところ、質・量ともにこの記事より何百倍もすばらしいサイトを発見してしまい、軽くガッカリしましたが、今さら悔やんでも仕方ないので潔く公開。




Latex Solar Beef[censord] (08/30)

 まず、冒頭の「…ではなく」尽くしを書きました。これは長編『トリストラムに恋をして(仮)』に組み込む予定でしたが、この長編は執筆を途絶したため、使用できない素材として残ってしまいました。(これをAとします)
 その後、「伏せ字だらけでほとんど読めない小説」というコンセプトを思い付きました。で、過去作のクズ山に18禁小説『Latex Solar Beef』(2004年10月20日に書いたもので、ごく親しい友人2名に読ませたのみで一般公開はしていなかった代物)が埋もれているのを思い出し、伏せ字満載で復活させました。(これをBとします)
 AB両者を合体させて『Latex Solar Beef[censord]』のできあがり。なお、題名はFrank Zappaの同名曲とRhymester「Big Mouse2[censord]」から拝借しました。




金色の宵 (09/06)

 Gorky's Zygotic Mynciというバンドの楽曲群(「Freckles」「Face Like Summer」「How I long」「The South Of France」など)に触発されて書いた作品。ゴーキーズの作品は夏の終わりのさみしさを感じさせる曲が多くて、執筆当時はヘビーローテーションで聴いていました。
 ゆったりとした気分で丹念に書いていたので執筆期間は長かった。しかし最後には〆切に追われて仕上げました(当初は8月30日公開を目指していた。間に合わなかったので『Latex Solar Beef[censord]』をお手軽に仕上げた)。無理に書き上げたゆえ、脱稿直後は「自分が伝えたかった雰囲気が充分表現できただろうか。夏の終わりの空気を作品に込められただろうか」と心配でしたが、しばらくしてから読み返してみると意外とよく書けていたので一安心。
 題名は『散文ブログちりぶみ』に掲載の『鈍色の昼』と呼応させました。登場人物の名前は『灌腸亭日乗エピソード腕』という過去作から。
 余談ですが、主人公の少年時代を「ぼく」、主人公の現在を「俺」で書きました。その使い分けはあまりうまくいっていない(笑)。




特別講義「Nについて」 (09/13)

 冒頭の説明文そのまんま。




ポーラ (09/20)

 文体・内容ともに非常に不気味かつ理不尽な作品。
 一番に「別の夕暮れ」の部分を着想しました。川沿いを歩いていたらいきなり情景が頭に浮かび、文章も頭の中で勝手に出来上がりました(自分の精神状態を疑うが、わたしは元気です)。
 「別の夕暮れ」部分だけでは発表に耐える長さではないと思い、例によってアイディアの断片をガサゴソ。『ポーラのアパート』と題された一編を発掘。これが「夕暮れ」部分となりました。ちなみにコレ、Pink Floydの楽曲「Poles Apart」のブリッジ(回転木馬BGMっぽいメロディー)にインスピレーションを得た物で、題名はその曲名を読み間違えたものです(ハズカシー)。
 その後すぐ、「どうせなら序破急の構成にしよう」と思い、「また別の夕暮れ」部分をでっちあげました。「別の夕暮れ」が読点無し、「夕暮れ」が名詞濫用だったので、このパートは句点無しのスタイルを採用することがすんなりと決定。
 



○ Mr.XⅩ××× × (09/27)

 これはヒドイ作品ですね。題名も変だし。正気を疑う。
 『ポーラ』以降、ストックもいよいよ材料払底になってきて(いや、実を言うとまだまだストックあるのですが)、〆切前日に短時間でやっつけ仕事をすることが増えてきました。この作品もそう。しかも毎月末は定例の飲み会があります。多分その影響で充分な執筆時間が無かったんだと思います。すみません言い訳です。
 この作品、作者の心情をありのまま吐露したように思われるかも知れませんが、実はアイディアの断片をコラージュしたものです。相当な数の断片を実にうまく編集しています(わからないでしょうが)。それにしても、まともな小説を書けない時すぐ座談会形式に逃げるのは私の良くない癖だ。
 なお、作中に、執筆途上作品として『環状線』『恋人と別れる5の方法』『言葉仮』『金婚式』の四つが挙げられています。『恋人と別れる500の方法』『言葉狩り』は書けたけど、『環情線』『銀婚式』はまだ書けない…。




1/6629722083 (10/04)

 “〆切前日に短時間でやっつけ仕事”の第二弾。10月3日に着想執筆編集すべてを行なった。しかし、そんな不真面目な制作状況ながら、作品自体は『寄せ書き』『公開処刑』以来の出色の出来栄え。
 スクランブル交差点を歩いていた時にふと湧いた疑問「もしかして俺、このうちの誰かと、大昔に一度会ってんじゃねえか? 有り得ない話じゃないよな」から出発、「小説のネタになるな。でも、主人公本人に過去を確かめる術は無い…。どうしたもんか。神の視点で書くしかないのかな」を経て、「そうだ、超的な存在、たとえば幽霊に語らせればいいんだ」に着地しました。それで、一気に書き上がりました。このようなひらめきは何度か体験していますが、何度体験しても実に爽快なものです。
 ただ、やっぱり時間が足りなくて、内容に即した題名だけはどうしても思い付かなかった。なので、前作に続いて奇抜なタイトル(脱稿した時点での世界人口)をつけてしまいました。




いっぱいいるお母さん (10/11)

 この作品も、〆切前日(10月10日)に着想執筆編集すべてを行なった。起床時間が異常に早くなったせいで家族と朝食を採ることが絶え、まるで電化製品が母親代わり。その印象を書きました。主人公の一連の行動は私の朝の準備ほとんどそのままです。
 ──「悲惨な暮らしをしているんだね」と誤解されるのを恐れて書き添えますが、もちろんかなり多量のフィクションを交えています。めざまし時計は使いませんし、トーストにはイチゴジャムではなく甜菜の糖蜜をかけますし、目玉焼きにはウスターソースではなく醤油をかけますし、松江地方に住んでませんし、ラジオは聞きませんし、アパートに住んでませんし、時間割を確認してランドセルに教科書を詰めたりしません。




言葉狩り (10/18)

(コメント欄からの抜粋)
 この作品、1年以上前に構想していたのですが、内容に見合う文体がなかなか見つからず、ずっと完成せずに放置されてました。ところがつい最近100円ショップのダイソーで『一握の砂』を買いまして、大きな感銘を受けまして、短時間で一気に書き上げました。
 575のリズムを無視して短歌を3行に分けるスタイル、これは啄木の専売特許にしておくのは勿体ない、すばらしい形式です。すばらしい発明。こんな凄い作品をなぜ今まで読まなかったのか過去の自分を厳しく責めたいくらいです。




結婚スピーチ(とりぶみ版) (10/25)

 先に述べました通り、毎月末には定例の飲み会があるわけです。なので新作が間に合いませんでしたごめんなさい。友人に贈った架空の結婚披露宴スピーチを、一般公開用に改作しました。




アズマギク (11/01)

 10月25日のための新作は結局書けなかったのですが、26・27日には一挙に4作品も完成しました。ワッハッハ。これで一ヶ月何も書かなくて済む。遊んで暮らせるぜ。
 さてこの作品。普段はあまり自分自身の感情を作品に出さない私ですが、ここでは珍しくかなりストレートに感情を発露させています。他のコといくら寝ても、おいらやっぱりあのコが忘れられないよ。まあ、そのコの誕生日は11月1日じゃないんですけどね!(やっぱりさりげなく虚構にしてるじゃねえか。この照れ屋さん!)
 ちなみに「アズマギク(東菊)」の花言葉は「別れ」です。




恋人と別れる500の方法 (11/08)

 曲名は知っていたけど長らく聴いたことがなかった『恋人と別れる50の方法』を実際に聴いてみました。延々と「後腐れなく破局する50の奥義」を講義してくれるのを期待して。
 しかし残念ながら歌の中で50の方法が提示されているわけではありませんでした。ガッカリしました。曲も詞も良いんだけど、それより何より曲名が素晴らしすぎる。完全に題名負け。
 しかしサイモンを責めることは出来ません。恋人と別れる50の方法を実際に考えるのは大変なことです。そこで自ら考え出してみようと決意。どうせなら500くらいあった方がバカバカしくていいかなと思い、とりあえず思い付くままに300通り書いてみました。一気に考えたのではなく、徐々に。
 300書いた所で飽きて、プロレス技列記に踏み切りました。楽チンだし、「やっぱダメだったんじゃん」という滑稽感が出るので。これで400。その後ジャンル別に並べ替えて、隙間を埋めるカタチでプラス100。やっとこさ完成。
 この作品は完成までに半月くらい掛かっています。実質的な作業時間で言えば『金色の宵』と同じくらいの時間。──力を入れた割にはその出来はイマイチです。




あまやどりの歌 (11/15)

 私は雨の道中、傘を差しながら歌を口ずさむことがあります。多くはThe Beatles“Rain”だったりJimi Hendrix“If Six Was Nine”だったりの、「気にしないぜ」系ロック。口ずさむと言うより、かなり大きな声で歌う。雨音に掻き消されるので周囲を気にせずの熱唱です。
 台風にいじめられた10月27日、ふとオリジナルの雨ソングを作りたくなり、作りたくなると同時にこの話を着想しました。『いっぱいいるお母さん』の姉妹編です。雨ソングを作る前に小説が出来てしまいましたどうしよう。
 小説本編は仕上がった物の、少年が口にする歌は容易に完成しませんでした。どういう歌詞にすれば良いのか? 形式は? 小説のハイライトなのだから安直な散文詩は避けたい。──迷った挙げ句、その時たまたま読み返していた本(柳瀬尚紀『日本語は天才である』)の影響で、いろは歌方式で作ることにしました。五七調で、漢語は一切使わないという縛りを設けて。
 いろは歌自体はそつなく仕上がりましたが、これを雨の中で放歌高吟したいかと問われれば謎です。そういう意味では失敗です。ちなみに「待って居る」の「居」が「ゐ」で、「笑む」の「笑」が「ゑ」です。きっかり四十八音。




書物の国の冒険 (11/22)

 一時期web上の脱出ゲームに熱中したことがあります。密室に閉じこめられたプレイヤーが、部屋の中にある様々な道具や仕掛けを操作して脱出を目指すゲームです。
 この脱出ゲーム、Flashによる物が主流ですが、中にはhtmlで作られている物もありました。「じゃあ、文章のみによる脱出ゲームがあってもいいんじゃないか、かつてのゲームブック方式でさ」というわけで2006年初頭に制作を開始しました。
 脱出ゲームの多くは外部に通じる扉の鍵を探すのが最終目的。密室で鍵を探す…で思い付いたのが『不思議の国のアリス』です。そこから段々と創意工夫が膨らみ、「不思議の国」「鏡の国」「論理の国」の三通りの順路をプレイヤー(読者)が自由に選べる形式に逢着しました。(論理の国って何だよって感じですが、『アリス』の作者ルイス・キャロルの本職は論理学です)
 しかしこれが…。実作中でも言い訳がましく弁解してますが、これが大変にしんどい作業でして。「論理の国(迷路)」は完成したけれど他の二つの国を自分なりにアレンジして書くのがどうにも億劫になってしまいました。なので永久に未完成のまま中絶です。無念至極ですが仕方ありません。
 では、ダブレットと論理の国の解答を書いておきましょう。
 まずはダブレットから。最速の解法は「きっぷ→きっと→生糸→黄色→水路→捨てろ」もしくは「きっぷ→マップ→末期→魔笛→すてき→捨てろ」です。一手多い「きっぷ→きっと→カット→カイト→カイロ→水路→捨てろ」でもオーケーです。
 次に論理の国。この迷路は以下の表のように構成されています。正解の順路を一回くらい踏み外しても大丈夫なように造られた親切設計。

   88    153
057 104 113 042→058
   ↑    132 ↓
157 040 143 051←010
   ↑    ↓
006 092 107 071→094 081
   ↑    100 ↓
036 165 ←←←068←076 024
   065    117 015

 各問題の答え。(10と76の問題が同一なのは仕様です)
「東西?北」→東西南北から「南」
「NE?S」→NEWSから「West=西」
「朱雀」→方角を表す四神(朱雀・玄武・青龍・白虎)から「南」
「373」→三つの「み」七つの「な」から「南」
「そのまんま」→東国原知事の芸名「そのまんま東」から「東」
「吾妻」→あずまから「東」(古事記の故事にちなむが、説明は長くなるので省略)
「古今?西」→古今東西から「東」
「LM?OP」→アルファベットの並び「…LMNOP…」から「North=北」
「回文」→上から読んでも下から読んでも同じ言葉「みなみ」
「東奔?走」→東奔西走から「西」
「B?H」→Bバスト・Wウェスト・Hヒップから「West=西」
「SMT?TFS」→曜日Sun, Mon, Tue,Wed,Thu, Fri,Satから、「West=西」
「No.14」→アルファベットの14番目Nから「North=北」
「~a」→Higashi・Nishi・Minamiではなく、「Kita=北」
「共産主義」→東西冷戦、東側。
「4」→地図上で北を示す矢印マーク。「北」
「BC?OFNeNa」→元素周期律表(№5~11に相当)から、「North=北」
「左京」→京都府左京区は東側に位置
「狄」→北狄から「北」
「譜面台」→外国人には「東」という漢字が譜面台の象形に見えるそうです。
「OTTFFSS?」→One Two Three Four Five Six Seven Eightから「East=東」
「?UCCE??」→穴埋め問題。「SUCCESS」から「South=南」

 各問題を手がかりに、正しい順路を抜けていくと、最後にパラグラフ28の部屋にたどりつきます。ここは大変。問題が3つもありますし、リンクを行ったり来たりするズルも出来ません。
 問い「1・2・A・1・4・3・7・4・11・7・18・11・29」は、知能指数を測定するテストなどでもお目見えする、数列の法則性を推理する問題。1+2=A、A+1=4、4+3=7、7+4=11という具合に並んでいるので答えは「3」です。(制作当時なぜわざわざ29まで数列を並べたのか、今となっては作者本人にも不明)
 問い「1・4・B・2・3・5・7(地球=月)」は、太陽系の惑星と曜日を関連付けて考えると答えが出ます。つまり、太陽系の並び順「太陽・水星・金星・地球・火星・木星・土星」にそれぞれ、曜日の順番「日=1/月=2/火=3/水=4/木=5/金=6/土=7」の数字を代入すると上の数列となります。Bに入る答えは6です。
 問い「4・1・2・C・8・10・8」は、これは難問。伊東温泉ハトヤホテルの電話番号、そのゴロ合わせ「ヨイフロハトヤ」です。正解は6。




「吾輩は猫である。 (11/29)

「ワッハッハ。これで一ヶ月何も書かなくて済む。遊んで暮らせるぜ」
 しかし一ヶ月なんて短いもので、完全に油断していました。一挙四作品を完成させた十月末には「かつての旺盛な創作欲が復活か」とも思ったのですが、その後は遊んで暮らしてしまったためほんのちょっとも創作をせず…。一ヶ月のブランクで完全に筆も錆び付き…。しかも毎月末には定例の飲み会があるわけで…。そんなわけで超いいかげんな更新。かててくわえて、この「猫ではないがな!」というアイディアは、今年の花見の席で大学時代の先輩が口にした言葉。なかったことにしたい作品。




術長生短 (12/06)

 妹尾河童『河童が覗いた「仕事場」』の「須田剋太さんのアトリエ」を読んで着想。題名はラテン語「Ars longa, vita brevis」の直訳。短編小説として非常にこなれている。その代わり特筆すべき点も無し。つまり凡作。『ブログの説明』に書いたいわゆる「あまり手の込んだ言語遊戯に耽る余裕も無く、まともな小説が多くなると思います」の体現。




パパと結婚するんだよね? (12/13)

 前半はパパとミムちゃんの会話の録音。通常、複数名の会話はカギカッコで区切ります(たとえば、「このカギカッコ内は乙の発語で」「ここから、甲の発語です。ここまでは」という風に)。しかしここでは句点で区切ってみました。この試みにより、まるでパパ一人の独り言のような効果が生まれました。モテない男がおにんぎょさんか何かと話しているような気味の悪さ。実験成功。
 しかし、それだけの作品であります。数年前に書いた『ナナコン』というショートショートの焼き直しではないか、と、脱稿してから気付いても詮無し。




亀ちゃんのニュースエンタメ(アウトテイク)

 文章自体は以前『22世紀日記』というニュース系ブログに書いた記事を寄せ集めて整合したものです。件の『BNSラジオ』には、自分が書いた過去のあらゆる文章(小説・ブログ・コメント・掲示板の書き込み・メールetc...)から、笑えるものだけを厳選して収録。それらの断片的素材をラジオ放送形式でまとめあげるという壮大なプロジェクト。
 今回放出したボツ部分は原稿用紙23枚分の文量。それだけの文章を未練無くバッサリ斬り捨てたという事実からも、高い完成度を目指す並々ならぬ熱意が窺えると思います。私のアホ思考の集大成『BNSラジオ』は、きっと、ブラックジョークの大伽藍、ナンセンスギャグの金字塔になると思います。(と、勝手に意気込んでいて何年かかっても完成しない)




──終わりに──

 過去作の流用品を含む物の、およそ半年で25作品。なかなか頑張った方であります(うまいこと更新が続けば年50作品は堅い。頑張れ俺!)。しかし、少しでも読む価値があるのは『寄せ書き』『公開処刑』『先生にほめられる良い読書感想文の書き方(以下略)』『金色の宵』『ポーラ』『1/6629722083』『言葉狩り』くらい。いやはや…。──いや、これだけ収穫があればまあいい方かな。少なくともゼロよりは。やってて良かった苦悶式更新。
 それではどうぞ良いお年を。来年も当ブログ『週刊とりぶみ』をよろしくお願いします。


結婚スピーチ(とりぶみ版)   (2007/10/25)
 ただいま御紹介にあずかりました、わたくし、新婦金子さんの、えーと弟さんが、少年時代にですね、その、所属していたサッカーチームの、いわゆるひとつの監督ですね、その、現在はJリーグのあの、川崎フロンターレのですね、監督をしております、えー、関塚隆という人物と、その、なんと申しましょうか、あー、親戚関係にある、その、大塚です。非常にこう、その、遠い間柄ではございますが、なぜかお招きいただき、スピーチという大役を、えー、その、務めさせていただく運びとなりました。えー、本日はその、お日柄も良く、お足元の悪い中、ご成婚、まことにおめでとうございます。
 えー、ふたりを祝福する詩を書けと金子さんから半ば脅迫的に依頼されましたが、そんなエレジーなポエムなど書けるガラではありませんので、このスピーチをもってお祝いの言葉とさせていただきます。
 さて。間延びしたスピーチというものは、参列者から嫌われるものです。会社の上司あたりから延々とつまらない話──たとえば「○○くんはとても有能で」「将来有望で」「会社での働きぶりもまじめで」「本日はお日柄も良く」「結婚は航海のようなもので」「誠に」「荒波をふたりで」「困難に際しても力を合わせて」「誠に」「誠に」「幸せな家庭を」「おめでたく」「簡単ではございますが」「誠に」「etc...」「etc...」みたいな話をされると場のムードも白けてしまいます。ダラダラした退屈なスピーチはお祝いムードに水を差します。中国の古典にも「スピーチとスカートは短い方がいい」と書かれています。
 それではお待たせしました。前置きはこれくらいにして、本格的に祝辞の方、一発はじめさせていただきます。一発終えたあと夫婦そろってベッドの中で音読したりすれば良いと思います。ね。

 新郎の金夫さん・新婦の金子さん、とても有能で、本日は誠にお日柄も良く、誠におめでたく、結婚は航海のようなもので、誠に会社での働きぶりもまじめで、困難に際しても力を合わせて、誠に簡単ではございますが、将来有望です。ありがとうございました。
 わたくし、金夫さんとは今日が初対面でございますが、金子さんとは旧知の仲でして、そうですね、かれこれ十五年来のつきあいとなりましょうか。と申しましても十五年間十三万時間いっしょに時を過ごしたわけではなく、その間に空白の五年間があったりもしますが、とにかく思い出話などをさせていただこうと思います。それを聞いて新婦はなつかしい感興に浸ったり、新郎は相手の知られざる過去を知ってショックを受けたりですね、おのおの複雑な心境になれば良いのではないかと、こう思っております。
 私と金子さんの出会いは小学五年。LLなんたらという名の英会話塾でした。同じ小学校にかよってはおりましたが、まともにクチを聞いたのはその時が初めてだったと記憶しております。ふたりがその塾で得た成果は「ハワイユー」「アインファインセンキュウエンドュー?」「ソーソー」それから「おじさんを英語で言うとアンコー」だけでしたが、それはそれで良かったと思います。
 金子さんは、そのころはかわいくてですね、いえ、そのころからかわいくてですね、今もですね、かわいいわけですが、いや、なんというか、その、ね。あれですよ。まあ、今も昔も美人だったわけです。ですからまあ、クチを聞いたといってもですね、わたしのようなチンチクリンな男の子には手に負えないシロモノだったわけで。「こんなキレイな女の子と将来結婚する男はどれくらいカッコEんだろう?」と首をひねっておりましたが、その噂の男前がこちらの金夫さんだったわけです。予想通り、というか予想以上のハンサムだったので、お似合いのカップルだなぁと、ためいきが出る想いです。あまりにですね、こう、美男美女ですから、祝福する気が失せて嫉妬の気持ちでいっぱいです。
 (突如不機嫌になって)あのなぁ。あんたがた見てるとな、「末永くお幸せに」っていうセリフが馬鹿らしく思えて来るんだよ。俺みたいな男がな、「幸せに」なんて言ったところでな、説得力ねーんだよ。わかるかオイ。あんたらはな、こっちが黙っててもずっと幸せに決まってるんだよ。俺が幸せを祈ってもむなしいだけなんだよ。うっ、うっ、うらやましすぎるんだよぉ! このオシドリ夫婦!
 ……。
 はっ! と、取り乱しました。たいへん失礼いたしました。あの、その、なんというか、どうか末永くお幸せに…。月並みな祝福ですみません。
 何の話でしたっけ。ああ、英会話がどうたらでしたっけ? そうですよね。違ったかな? まあいいや。えーとですね、私と金子さんの出会いは小学五年でした。Lなんたらという名のですね──あれ、この話はしたかな? 例の山下事件の話も? ──ああ、しましたね。じゃあ、先に進みましょう。

 中学校三年間は同じクラスでした。でも、やっぱりあんまり話しませんでしたね。──そんなわたしがなぜこの席に呼ばれたのかますます疑問がわいてくるわけですが、人の幸せを祝うのは大好きなのでお招きいただき誠にありがとうございます。
 えー、中学校での金子さんとの思い出といえば、やはり、すまし汁事件にとどめを刺すでしょうか。コレ、新郎に読ませる前に新婦が事前チェックを行なった場合、検閲削除されてしまうかも知れませんが、いちおう書いておきます。
 すまし汁事件とは、たしか中学1年、家庭科の授業での出来事。わたくし大塚と、それから同じ班の伊藤くんは、授業に対して全くやる気がなかったため、料理には参加せず各班のすまし汁を食べ比べておりました。家庭科室ぶらりグルメ旅だったわけです。
 すまし汁というものは、元来それほど美味い物ではございません。大塚伊藤両料理評論家の肥えた舌を満足させるような逸品にはなかなか出会えませんでした。そんな中、「おい!これ飲んで見ろって!」ある班のすまし汁だけは、「どれどれ」二人の舌を驚かせました。
「うわっ。まじー!!」
「だろ!? やべーよな」
「まじーまじー」
 それが、金子さんの作ったすまし汁だったわけです。え、どんな味だったか、ですか? うーん。水道水を温めたような味、と言えば伝わりましょうか。とにかく、これまでの料理の常識を覆すような革新的な味だったわけです。
 この事件、わたくしと伊藤くんはすっかり忘れてしまったのですが、金子さんの心には評論家への怨恨が深く残ったらしく、成人してから叱られました(笑)。
 (再現VTR)
「家庭科の時間にさ、大塚と伊藤、他の班のすまし汁を散々けなしてたでしょ」
「記憶にございません」
「右に同じ。忘れた」
「自分たちは授業に参加せずにさ、味見、とか言って、他の班の料理を試食してた」
「あー。かすかに覚えてるわ」
「そういう事もあったかも知れません」
「で、私の班のすまし汁をマズイマズイって…」
「そういやダントツにまずい班があった気がするけど」
「あれ、おまえの班だったか」
「しかもあの時、すまし汁を担当していたのは私だったんだからぁ!」
「えっ。そうだったの」
「あれはおまえが作ったのか。わっはっは」
「すっごくショックだったんだからね!」
「金子が一人で作ったの?」
「うん」
「じゃあ、単独犯か。わっはっは」
「もーっ!」
 あー、えー、学生時代の友人に結婚式のスピーチを頼んだ際によく生じるトラブルが、新郎新婦の旧悪をさらけ出す暴露話です。「Kくんとはよく一緒に女湯を覗いたものです」だとか「あたしだけが知ってることだと思うけど、Mちゃんは学校帰りに万引きしてました」だとか。本人たちは場が盛り上がるだろうと思ってそういう話をするのですが、とんでもない、これは良くありませんね。会場中がドン引きです。
 わたくしがすまし汁事件について話したのは、ただ新婦の恥ずかしい過去を暴露しようとする目的ではございません。金子さんの美徳を讃えるための、言わばプロローグ。ここから先しばらくは、なんかちょっと恥ずかしいですが、金子さんを誉めてみようと思います。
 まず第一に、彼女は頑張り屋さんです。新郎もご存知だとは思いますが、その後の金子さんは料理教室にかよいました。あのー、えー、率直に書きます。料理教室にかよいはじめたことを聞いたとき、わたくしは軽い感動を覚えました。偉いと思います。えーと、そのー、金子さん。今まで黙っていましたが、本当に偉いと思うよ。あなたは「料理教室くらいで、おおげさな」と言うかも知れないけど、本気で感心したんです。いいや、料理だけじゃない。あなたは意外と(←失礼)頑張り屋さんでしたね。我々の知らない所でいっぱい努力していました。俺の性格上、面と向かっては恥ずかしくて絶対言えないセリフだけど、君は、すばらしい。すばらしいです。金夫さん、あなたの嫁さんはすばらしい。
 えー、それから、妙な所でやけに記憶力が良い。すまし汁以外にも、我々同級生が完全に忘れていた事を細かく憶えていたりします。まあ、これは美徳というか、注意が必要です。金夫さん、結婚記念日とか忘れちゃダメですよ?
 最後に、金子さんは天真爛漫ですね。あのー、「天真爛漫」という言葉の意味はよくわかりませんが、なんか天真爛漫な感じです。えー、さきほどの再現VTRを見てもらえればわかる通り、我々料理評論家は相当失礼なわけでして、夫たる金夫さんからしてみれば殴りたくなるほどの無礼者でしょうが、それでも金子さんは我々を許しているわけですね。事件発生から苦情申し入れまで十年近い年月を経ているわけです。相当気にしていたはずです。そのうえ、評論家どもは一貫して不遜な態度です。なのに、金子さんは本気では怒っていない。耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ。そうして笑顔。天真爛漫です。だと思います。言葉の意味は各自で調べて下さい。宿題です。
 えー、あのー、以上のごとくですね、すまし汁事件からうかがえる金子さんの人間性は、(ちょっと強引な結論でヤラセみたいですが)「お嫁さんとして最高」という事です。──ただし、あの時のすまし汁からどれくらい料理の腕を上げたのかは、ちょっとわたくしにはわかりません。金夫さんが美味しい料理を毎日食べられるよう祈っております。

 それでは最後に。
 金子さん。毎朝毎朝会社に遅刻しそうになって自転車で猛ダッシュしていたあなたが、まさかこんな美しい花嫁になるとは。本当にキレイだよ。うん。いいねいいねーその笑顔!
 金夫さん。このかわいい奥さんを大切にしてね。よろしくお願いします。いつまでもいつまでもふたり仲良く人生を歩んでいって下さい。
 それでは、楽しい結婚初夜を! バイバイ。


特別講義「Nについて」   (2007/09/13)
 2004年、秋。のちに散文ブログ『ちりぶみ』で同人となるこさめさんと、毎日のように電子メールで文通をしてました。そんな折り、何かのきっかけでこさめさんのためだけに作品を書くことに相成りました。何かのお礼だったのか、もしくは弱味を握られたのか、はたまたスケベ心が発動したのか、今となっては定かではないのですが、とにかく、一般公開ナシの作品をわざわざ書いたわけです。それがこれ、『特別講義「Nについて」』です。
 一般公開ナシ=こさめさんだけに捧げたプレゼント。なのになぜ、今このタイミングで一般公開をするのか。それは、シトラス系の香り漂う清い名前の女の子から「実は『とりぶみ』読んでます」と衝撃の告白をされた際に、うっかり「こさめしか読んだことのない作品があるよ」と故意に口を滑らせてみた所、軽く嫉妬されたからです。まあ、世間ずれしていないこのボクちゃんは「読んでます」というのが社交辞令だとは気が付いていませんし、もちろん「嫉妬された」というのはモロに勘違いしてるのですが、それにしたって、たった一人に読ませただけで葬るにはあまりに惜しい、そろそろ世に出すか、というわけで、こさめさんに無許可で蔵出しする次第であります。
 本当は新作が書けなかっただけなんだけど。(秘密にしとけ!)

 ──しかしまあ、なんでこさめさんに対してあんなサービス満点なことをしたんだろ。好きだったのかな? 残存しているメールから推理しますと、どうやら私が「なんか書いていいですか。今なら筆が走ってて書けそうな気がするのです」という妙な心境になった模様。それで、当時教師を目指していたこさめさんに「俺が先生になったらどんな授業するか聞きますか?」とたずねた所、三段活用「聞きます!聞きたいです。聞かせて下さい」とのことだったので、大塚先輩の授業がどれだけつまらないかというのを力説するために執筆したようですね。はい。大元の理由は結局わかりません。。。
 ご託はもういい。どうぞお楽しみ下さい。2004年9月26日の作品です。
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先生にほめられる良い読書感想文の書き方&例文は使用盗用コピペ自由です   (2007/08/23)
 もうすぐ夏休みも終わり! みんな、夏休みの宿題は済んだかな?
 あら、だぁれ?? 古い新聞を引っぱり出して、今さら天気を調べてる人! 絵日記のための偽装工作かしら。がんばってね★
 でもさ。絵日記もめんどうだけど、夏休みの宿題の何がイヤって、何と言っても、読書感想文だよね。まだ書いてないお友だちもイッパイいるんじゃないかなぁ? え、なぁに? あ、そう、君は夏休みが始まってすぐに書いたんだ。すごいねぇ。
 読書感想文って、夏休みが始まった直後に書くにしろ、夏休みが終わる直前に書くにしろ、決まって月末に書くもんだよね。月末の棚卸しに忙殺される小売店と同じだね。え、「棚卸し」の意味がわからない、って? だいじょうぶ。きっと君は将来、宇宙飛行士なんかにはならず、イヤでも棚卸しをするようになるから。きっとだよ、その顔なら。
 さて、じゃあこれからお姉さんが上手な読書感想文の書き方を教えるぞ。小学校低学年・小学校高学年・中学校・高等学校の四つのレベルに分けて、それぞれコツを伝授するね☆
 しかもなんと、この記事の末尾には、大奮発、典型的な読書感想文の例をババンと掲載! どうしても文章を書けないお友だちや、書く時間がないお友だち・余命がないお友だちのための救済策だよ。遠慮せずどんどん書き写してね。
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1997/8/13   (2007/08/16)
 昨日今日何があったのかわからないような夏休みを送っている人間がのうのうと生き続けていて、君のような真面目で勤勉な男がその歳で逝ってしまう…。
 世の中というのは不公平に満たされていて、僕は悔しくてしようがなく、日々怠惰な生活を送る自分に罪悪感・嫌悪感すら抱いてしまう。君が死んだのは未だに信じられなく、それは一生続くだろう。信じられない。
 いつかみんなで飲みたい。
 君の試合を見に行きたい。
 同窓会で思い出話に花咲かせたい。

 君にあげた線香は、すぐに消して下さい。
 今度はあまり無理をしないようにな…。

 君が倒れた翌日、1997年8月14日にて。


P.S. 年賀状を楽しみに待っている。






 流れ作業、まるで機械仕掛けの焼香。
 心こもらない、虚実の通夜。
 人の死をも金に換える商魂、意味無き返礼品。
 涙を絞り出すために働くラジカセ、まるでショー。
 葬儀屋、まさに冥府への案内人。
 悲哀の仮面の下は笑い狂う鬼の面。

 俺の友達はお前達の商売道具なのか…?

──8月17日の葬儀の印象。



ブログの説明   (2007/07/12)
 当ブログ『週刊とりぶみ』は、週1本のペースで小説を掲載する、創作系ブログです。


 当ブログは、以下の項目に該当する方におすすめです。

【こんな人におすすめ!】
・ひま


 また、当ブログは、以下の項目に該当する方におすすめできません。

【こんな人に不すすめ!】
・ひまではない
・ひまではあるが、電気ガス水道が止められている
・暮らしに役立つ豆知識を教えてほしい
・明日の天気が知りたい
・スポーツの試合結果が知りたい
・好きなバンドのライヴ日程が知りたい
・株価の変動が知りたい
・息子と共通の話題で盛り上がりたい
・新鮮な芸能情報を求めている
・新鮮な魚介類を求めている
・新鮮な魚類である
・検索エンジン経由で訪問してみたけど期待はずれだ
・検索エンジンだと思っていた
・出会い系サイトと間違えてアクセスした
・アクセルとブレーキを間違えてあくせく
・開腹手術の真っ最中である
・このブログのおかげで英語の成績アップ!
・このブログのおかげで背が伸びたらいいなあ
・彼女が出来た! それもこれもこのブログのおかげ!!
・なんで私が!? このブログのおかげで宝クジに当選!
・訳あって某所に潜伏中である
・試験中である
・面接中である
・彼女を銭湯の外に待たせている
・前戯の途中である
・文字を読むのが嫌い
・その前にまず日本語が読めない
・ミジンコ程度の知能である
・人間ではない
・ていうか人でなしである
・ケダモノである
・もしくは植物である
・新鮮な魚類である
・調理済みである
・人間のふりをしているマネキンである
・詰替用練り歯磨き粉である
・この世に未練を残して成仏できない幽霊である
・昔つきあっていたオンナである
・大塚晩霜を今でも恨んでいる
・出来れば呪い殺してやろうと思っている
・大塚晩霜から慰謝料をふんだくろうと計画している
・バーで知り合った自称開業医のAと不倫の仲である
・あやふやな関係に決着をつけ、正式に入籍したいと思っている
・開業医というのは実はウソで典型的結婚詐欺に引っかかった
・くやしいからやっぱり大塚晩霜から慰謝料をふんだくる
・鼻毛が舌先まで届くほど長い
・ご臨終である
・目ヤニで曇って前が見えない
・瓶詰め地獄
・読む気がしない
・作者の名前が読めなくて腹立たしいから読まない
・急いで飛び込んだトイレに紙がなくてそれどころではない
・ていうか作者が嫌い
・出来れば死んでほしいと思っている
・それも、出来るだけ苦しい死に方で
・飲み会で初めて幹事を任された
・明日遠足(原子力発電所見学)
・蚊に刺された所がカユイ

 以上の項目に1つでも当てはまる方は、Yahoo!をおすすめします。大抵の悩みは解決してくれます。



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 つまり、七日の間、同じ作品が最上段に掲載される事になります。
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【沿革】
2005.9 散文ブログ『ちりぶみ』がスタート
   (同人6名による当番制のブログ)

2007.6 『ちりぶみ』の解散が決定
   (音楽性の違いとかではなく、単にみんなが飽きた)

2007.7 大塚晩霜、ソロ活動を開始



【特徴】
『ちりぶみ』の方では当番が回ってくるのに二ヶ月も猶予があったため、奇趣に富んだ実験小説・凝りに凝った前衛小説を発表していました。が、こちらの『とりぶみ』は週刊連載なのであまり手の込んだ言語遊戯に耽る余裕も無く、まともな小説が多くなると思います。なるといいな。



【由来】
ひとりちりぶみ→とりぶみ



【拍手】
気に入った作品には拍手していただけると嬉しいです。
気に入らないのに拍手するのは己に対する偽りです。
自分のキモチを大切に!!



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